コラム「色の旅シリーズ」
メルマガで2009年より掲載した記事です
vol.2 色は宇宙の言語 紫色のパワー(2012年6月)
第2回目は、紫色の色彩言語にちなんだエッセイです。
2012年6月9日(大安)は新居の地鎮祭でした。
地元の神社の神主さんに来ていただき、建設業者さんも同席していただいて
小雨の中、地祭りを行いました。
神主さんがお召しになられていた袴は、綺麗な紫色。
通常は水色だそうですが、神主さんはキャリア30年以上経ったときに
高い資格を授与され、紫の袴の着用を許可されたと仰っていました。
紫はスピリチュアリティをあらわす色です。
現実性をあらわす赤と天(空)の色の青でできている色。
だからスピリチュアリティとは、地上で天を生きること。
地に足をしっかりつけて、自分の信じるものを大事に生きていくことが
スピリチュアルということなのでしょうね。
先日東上線のフリーペーパー「MONTHLY TOBU6月号」を電車待ちの際に
読んでいたら、宇宙飛行士の毛利衛さんのインタビューに目がとまりました。
インタビュアーの、宇宙飛行では東京スカイツリーの紫色のライティングも見えるように
なりますか、というような質問に
「そうした色彩の差までは写りませんが。しかし、この紫という色をLED照明で
実現した成果は凄いことですよ。紫は非常にエネルギーの高い光を出すため、
ナノテクノロジーの最先端技術が必要になる。多分これは今、日本でないとできません。」
と仰っていました。
さて、前述した紫=スピリチュアリティ。
これを「何か大きな意志(ブルー)に生かされている(レッド)ことに気づく」
とあらわすこともできます。
これは自然信仰をしてきた日本人はとくにDNAに深く
根付いている感覚ではないかと思われます。
毛利さんのインタビューの記事で、
「宇宙に行って、ある意味ほっとしましたね。(中略)
ひとつは謙虚になったことですね。自然に還って謙虚になる。
人や生物がこうして生きていられるのも、空気や太陽があるから・・・
これは小学生でも知っていることだけど、あ~そうなんだと実際に体得する。
その経験が以後、自分の日常生活にも仕事にも影響してきます。
表面的な利益などで物事を解決するのではなく、もっと本質的な命とか、
人間の力ではない様々な力で生かされていることを、毎日意識して
過ごすようになったのです。」
という箇所を拝読したとき、個人的な主観ですが、紫のメッセージを感じました。
四季に恵まれた島国ということもあってか、
ごくごく自然に、太陽や空気など「自然に生かされている感覚」が備わっている
日本人のDNA。
その日本で紫というLED照明を世界に先駆けて実現したことは
偶然ではないように感じ、誇らしく思いました。
人生は自分の努力も大事ですが、実力以上に、運の力が大きいのではないかと感じます。
一説には、自分の力が20~30、神仏の力が70~80とおっしゃる先生もいらっしゃいます。
割合はわかりませんが、あきらかに自分の力をはるかに超越して、周りの方々や
目にみえない大きなものに生かされていることを、年を重ねるほど感じるようになりました。
だからいつでも、すべてに感謝しながら生きていきたいと思う今日この頃です。