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「星座の気持ち」



常に新鮮さを求める ふたご座


今回はふたご座です。
※ふたご座の人が、というお話ではなくふたご座の持つエネルギーについてのお話です。


ふたご座について書くとき、個人的には、さそり座と対比するとわかりやすいと思っています。

ふたご座は広く浅くのエネルギーがあり、さそり座は深く狭くのエネルギーです。

さそり座は深くかかわることによって自らや自らの価値観を変容させていく星座ですが、一方、ふたご座は自分を変容させることまではしません。

ある意味、自分という自我を維持します。

なぜなら、個人の能力を発達させることに意義のある星座だからです。



そのため自分の自我が影響を受けてしまう一歩手前で、引きます。

ふたご座のエネルギーを多くもっていらっしゃる方々は「同じことをやっていると飽きちゃう」とよく仰るのですが、これは、自我を維持するために、深入りしないようにする防衛ともとらえることができます。

なぜなら、前述のように、ふたご座は個人の能力や知性を伸ばしていくというテーマがあるからです。


ふたご座の支配星の水星は、8歳~15歳位までの年齢域をあらわす天体です。

(日本では義務教育の年齢域に、基本的な知識やコミュニケーションを学びますね)

その年齢域は、まずは自分個人の能力(知的面、コミュニケーションなど)を発達させるかが重要な時期ですよね。

記憶力もすごく良い時期ですし、脳科学ではゴールデンエイジ(9~11歳)とも言われ、人生で一番頭が良くなる時期。

人生の中でもとくに塾やお稽古に通ったりすることも多く、又、見るもの聴くもの新鮮に映る思春期ですから好奇心もいっぱい。

それに象徴されるように、みずみずしい少年少女の発達時期のような、新鮮なエネルギーをふたご座は永遠にもっているのです。



同時に、ふたご座は風のエレメントですから、軽やかです。

良い意味で何ものからも自由です。

そしてこれが長所として働いた場合、ふたご座はマルチな活躍をします。

なんといっても、あらゆる多彩な情報を等価に、肩入れや深入りせず扱えるのですから。

私はよく、ふたご座に天体が集中している方などを見ていて「いったい、いくつ体があるのだろう!」と感心することがあります。

よい意味で広く浅くですから、エネルギー配分を絶妙にできるのではないでしょうか。

これがさそり座、おうし座になってくると、一点に集中する傾向があるので、エネルギー配分的に多くを扱うことはよほどのパワーを要すると思います。


次に、ふたご座アセンダントのお話。

占星学でホロスコープを作成した際に、その人の生まれつきの資質、外見をあらわす感受点をアセンダントといいます。

ここがふたご座の方は、基本、太りにくいです。もちろん他の天体やアセンダント近くに位置する天体にもよって変動があるので一概にはいえないものの、

一般的にはふたご座のアセンダントを持つ方は、小顔で手足が長く、好奇心旺盛で常に動いているイメージ。

それと、話をしていて、ふたご座アセンダントや、ふたご座に天体が集中していらっしゃる方は、すぐに別のものに意識が移る瞬間が敏速です。

たとえばカフェで深刻な話をしているとき、カフェ入り口に入ってきた犬に「あ!可愛い犬が入ってきた」と気づくのです。

(ちなみに、さそり座のエネルギーは自分達世界に入りこむので外部は目に入りません。視界に入ってもスルー。)


ふたご座は、一点集中しない軽やかさ。柔軟です。

そういえば、15年位前に読んだ、吉川ひなのさんのフォトブックでは、彼女はふたご座のアセンダント、とありました。

あと、神田うのさんもふたご座アセンダントなのではと個人的に思います。

対比として取り上げたさそり座が一点集中女の一念岩をも通す、のエネルギー「さそり座の女」(by美川憲一さんの歌)だとしたらふたご座はそこまで執着せず軽やかな小悪魔的な魅力です。



さて、器用でマルチなふたご座のエネルギー。

このエネルギーが発達するにつれて「おおむね広く浅くなんでも如才なくこなせるけれど、いったい、自分に残るものは何だろう?」という空虚感、根無し草のような感覚を感じるかもしれません。

又、ふたご座が個人の能力をとことんまで伸ばすとき、もしその動機が自身のメリットのみに向けられ競争からくるものだけだった場合は、どんなに好奇心やフットワークを広げてもやがて行き止まりになってしまうのです。

この行き止まりを感じたとき、ふたご座のエネルギーは次のステージへと向かいます。


そしてその次のステージへ向かう鍵は、対向の星座のいて座の質です。いて座の質は寛容。

競争ではなく、どれもこれも「それもあり」「それもいいね」と認める大きさを示します。

その質(寛大さ、精神性を高めようとするいて座のエネルギー)を統合すること。

それによりふたご座の浅く広くのエネルギーは、より多くの人に幸せや利益をもたらすものとなります。


ふたご座のエネルギーをギフトとして発揮されている方々は、それこそ多種多様の分野を扱い、又、たくさんの知識や情報の引き出し教養をもっているので、色々な人と話をすることができます。

それによって人脈を広げることができ、人と人をつなげることもできる。

そして、メッセンジャーとして、人が必要としている情報やメッセージをもたらすことができるのです。


いて座のギフトを統合したふたご座は、その知識や情報、多種多様の人々と話のできる話術をもって周りに、世の中に、新しい風を吹き込むメッセンジャーです。


そして、深刻になりがちな混沌とした時代にユーモアや軽さをもたらし、又その臨機応変な知性によってどんな時代においても軽やかに、世界をサポートしていくでしょう。



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