昨年秋から、資格取得のための論文に励んでいました。 というのも、1年前、あるお仕事の話を頂いたのですが、その仕事を遂行するために 急遽その資格が必要となり、本格的に取り組みはじめました。 私にとっては、8年分の勉強の集大成でした。 そして先日、論文合格の通知を頂きました。これも、サポート下さった周りの方々や 励ましをくださったティーチャーをはじめ皆様のお陰です。本当にありがとうございました! このチャレンジを通じて、人はみな、自分の中に「内なる教師がいる」ことを、 改めて感じました。 今回のメルマガは、それをメインテーマに取り上げますね。 (中略) 冒頭でも書きましたが、今回は、「内なる教師」について綴ります。 先ずは、私の、10年来の友人から聴いた実体験のお話から紹介します。 今から10年ほど前、彼女は海外旅行ツアーを企画するお仕事もされていて、 アメリカのパワースポット「シャスタ山」に行かれました。ちなみに、日本のコンビニなど でも売っているミネラルウォーター「クリスタルガイザー」の水源がシャスタ山です。 神秘的な説によれば、シャンバラという地底の桃源郷の入り口が隠されているとか、 地球の第8チャクラにあたるパワースポットであるなどともいわれています。 さて、友人は昼間、シャスタの地元の方にリーディングを受けたとき、 「自分の心に耳を傾けて」といわれたそうです。 その後、シャスタ山の森の付近でのツアー自由時間が終わりに近づき、 スタッフである彼女はツアーの人々に集合をかけに、森の中に入っていきました。 そして、森に残っているツアー客はいないことを確認して、 自分もツアーバスに戻ろうとしたところ、おかしなことに気づかれました。 さっきまっすぐ来たはずの川べりの道が消えていて、四方八方が絵のような同じ景色に なっていたそうなのです。不思議なことに、どっちの方向へ行っても行き止まりのような場所に 変わってしまったそうです。しかも、川も消えてしまっていたのです。 まるで異界に来てしまったかのような恐怖感でいっぱいになった、 と彼女は後から話してくれました。 歩き回っても、同じ景色ばかり。まるで富士山の樹海のようです。 彼女は途方にくれたそうですが、 ●「自分の心に耳を傾けて」というメッセージをなぜか思い出して、 「私の帰り道を教えてください」と心に念じたそうです。 すると、どこからともなく、さっき歩いてきた道の川の音が聞え始めました。 一度消えたはずの出口があらわれたのです。 彼女はその道を通って、無事戻ってきたそうです。ツアーのほかのお客様は 「彼女が森の入り口で消えてしまった」のを目撃した方もいて、驚いていたそうです。 その体験を通して彼女は「答えはいつも自分の中にある」と 再確認できた、と帰国後にお話してくださいました。 ☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆ 実は、私が今回論文合格にチャレンジしている間も、メンタル的に まったく同じような体験をしました。それを、今回綴りますネ。 今回の論文チャレンジは、あくまで私の場合はですが、 「知識や情報といった外側のものには最終的な答えはないのだ」 と感じることが多いものでした。(テーマや取り上げる対象が物質ではなく 無形のものだからかもしれませんが) 「合格ラインの基準を満たす答えは、たぶん、私が内側とつながらないと出てこない」と、 私個人の場合は、強く感じたのです。実際、査定機関からも 「より深く掘り下げてください」という助言を頂きました。 けれど、チャレンジしはじめた時期は、私は、自分の内側の答えのある場所と 繋がることを難しく感じた時期でした。当然の事ながら、答えが出てきません。 なぜいつもはわかるはずの答えがわからないのだろう? と、思ったとき。 おそらく、その時期はオフなしのスケジュールが数ヶ月ほど続いたことや 仕事で実務処理や左脳的な考え方(目に見えるものだけで判断する) が必要で、それに重きを置いていたからかもしれない??と思いました。 それはそれで楽しめるものでしたが、それが続くと、つまり、思考に偏ると、 感性よりも知識や情報に頼るようになり、自分が素直に感じることよりも 外の情報のほうが正しいと“錯覚”するようになってしまいます。 本来の自分であれば、明らかにわかるはずの答えがわからないと感じる。 これには自分が驚き混乱ししてしまいました。 このときほど★「答えはハートで知っている」という、どこかで聴いた ことのある言葉が真実だと感じたことはありません。 知識や目に見えるものに重きをおくことで、逆に答えがわからなくなってしまうこと。 自分にとっての答えを、自分以外のものの方が知っているのではないかという錯覚。 自分が素直に感じる気持ちよりも他者の正論のほうが正しいと思ってしまう錯覚。 (本当は、1人1人の答えがその人にとっては正しいので、絶対的な正解はないのですよネ) それは現代社会の落とし穴だと個人的には感じました。 そんなとき、私は母校のティーチャーから 「あなたのこれまでの経験をもとに書けば、大丈夫だと思う。自分がどう感じるかを 大事にするのが、美智子ちゃんらしさが出ていると思う。」というメッセージを頂いたとき、 私は改めて大事なことを思い出しました。 ●それは、誰の心の中にもある「内なる教師」です。 誰の心の中にも、その人がその人の色で 成幸した人生を歩むための答えを知っている、偉大なる教師がいるのです。 色彩言語では、ターコイズカラーがあらわす「内なる教師」です。 自分の人生の答えや成功の流れや道は、最終的にはその人にしかわかりません。 他者の意見に耳を傾けたとき、それがしっくり来るものであればそれで良いかと思いますが、 どんなに正論に聞えても自分の中で「あれ?」「何か違う」と感じた場合、 「やっぱ違った」という明確な結果になるまでは時間の問題だからです。 21世紀は、マスコミという、一人から多くの人へのコミュニケーションが可能になった 情報あふれる時代だからこそ「内なる教師」とつながることが大事なのかもしれません。 下記に、「内なる教師」とつながっていないときのケース つながっているときのケースを大まかにまとめてみました。 ★「内なる教師」とつながっていないとき ・知識が乾き物になってしまう。 ・「~べき」という外の情報にコントロールされるので 他者の要求に応えなければいけないと思ってしまう。 ・小さなことに一喜一憂し、イソイソ落ち着かなくなってしまう。 ・「なにか違う」という直感を無視するので、結果「やっぱり違った」というイタく感じる。 ・自分が自分でないように感じる。 ・人を納得させようとする。 ・将来に漠然とした不安を感じる。 ★「内なる教師」とつながっているとき ・知識が人生の使える知恵になる。 ・他者と「私は私、あなたはあなた」という自然な距離が出来るので 必要な場合には自発的に協力できる。 ・外の情報を、自分にとって大切なものかそうでないものかがクリアに 判断できるので有意義に活用できる。 ・凛とした落ち着きが備わるので、自立心や有能さが高まる。 ・「なにか良い感じ」という直感に重きを置くので、 結果「自分の色、本質」が輝く人間関係や仕事に恵まれる。 ・自分が自分として、しっかりと人生を歩んでいる感覚が根付く。 ・自分が納得しているので、それが自然と人に伝わる。 ・自分にとって幸せな将来につながるような選択や行動が自然とできる。 ・長い目で見たときに、人生が成功している ★内なる教師とつながる鍵は、 リラックスすることや素直な感性を大事にすることかもしれません。 次に、おまけとして「内なる教師とつながる魔法の姿勢」を書いてみました。 どうぞお楽しみください♪ ☆=================================================================☆ ●おまけ☆自分のガイドとつながる魔法の姿勢 サイト上で綴っている毎週水曜更新の「インスパイアノート」より抜粋 「vol.295 内なる声の聴き方?」 http://www.angeliclovers.com/t-nail5dec2008.html 11月に、スクールの勉強会に行ったときのこと。 セッションのペアを組んだ、同じスクール仲間の男性が、 とても素敵な知恵を分かち合ってくださいました。 それは、内なる声を聴く方法です。 さて、その方が分かち合ってくださったのは、下記のものでした。 「肩の力を完全に抜いて、座るでしょ。 そうすると、腹が据わり、ゴールドのチャクラの領域から、言葉が出てくるんです。 それが、内なる声を聴きやすいポーズであり、出てきた言葉が“内なる声”なんですよ」 私はそのアドバイスどおり、 スクールのソファで肩の力を抜いて座り、リラックスしました。 そして、おへその奥の方から出てくる言葉を待ちました。 すると「大丈夫(全く心配ないという意味の)」という言葉しか出てこなかったのです。 私が、その方に「“大丈夫”っていう言葉しか出てこないのだけど・・・」 というと、「それが、自分の魂が自分に言っている言葉なんですよ。」 とさりげなくおっしゃいました。 私はそれがものすごく腑におちて、あまりのシンプルさと感激に、笑ってしまいました。 1人1人の中に、答えを知っている内なる教師がいるのですよね。 これはとても、尊いことだと思います。いつも、肩の力を抜いて、腹を据えて、 内なる強さ、輝きとつながっていたいですね♪ (以上です) |