2012年10月より、さそり座を運行していた土星。 ●参考 10/6土星の移行 ☆てんびん座土星は年の差婚?、 さそり座、天職の話(2012年9月号) http://www.angeliclovers.com/mailmagback33.html ●今月2014年12月24日、現在天を運行中(トランジット)の土星は、 およそ2年ぶりに次星座への移動ということで、いて座に入室します。 木星が社会的な流行(ベストセラー、エンターテイメント、文化など)に 影響を与えやすい天体だとしたら、 土星は、1人1人が自分の社会的立場や人生と向き合うような、 (木星に比べて、良い意味で重い)影響を与えやすい天体といえます。 もちろん、どちらも社会的にも政治的にも影響のある天体ですが 木星と比較して土星は、より深い影響、ともいえるかもしれません。 ●「石の上にも3年」。石は土星の管轄物ですが、 土星が特定の星座を通過する2~3年というのは、その星座のあらわす事物や その星座の影響を(太陽星座などで)強く受けている人は、 自分の人生の、とある分野を安定させるチャンスがやってきています。 「とある分野」と書いたのは、1人1人違うからです。 (具体的には、生まれたときのホロスコープの12の部屋の、 どこに土星があるかによります) 一般的に、木星は天空のサンタクロース、ラッキースターといわれ 木星が自分の太陽星座の上にきたときは、幸運期といわれています。 木星は公転周期およそ12年ですから、よく雑誌の星占いなどで 「12年に1度の幸運期」という書かれ方がされているとき、 たいがい木星が自分の太陽星座を通過していますし、たしかに、 木星がやってきたときは、応援や引き立てが多くなるようです。 けれど、木星の幸運効果は、 (当社データでは)もっても最大6年(勿論、例外もあると思います)。 それに対して、土星がやってきたときは、木星に比較し、 派手な引き立てというのはあまりないものの、大事な時期です。 それは、長きにわたって通用する実力を磨くときともいえるでしょう。 木星は引き立て、土星は実力。 ●そして、その時期に磨いた実力、あるいは、真剣に向き合って基盤を 作ったことは、その人に7年~最大28年以上にわたる恩恵もしくは、晩年に 「あのとき、やっておいて良かった」と思える宝になるのです。 土星はその昔、試練の星といわれていましたが、 正しくは、その人の足元の基盤を固めさせ、人生を安定させるギフトの星。 ★基盤あってこその発展、実力あってこその引き立て。 そう思うと、本当の幸運の星というのは、土星なのではないかと思うのです。 個人的には、土星を「“裏”木星」と考えています。 土星をあらわす色彩は、ブラウンやロイヤルブルー(紺色)。 ブラウンは大地の色ですから、安定感と落ち着き、 そしてロイヤルブルーは、時間軸的にずっと先を見据える力をあらわします。 さて、土星は今後、2017年暮れ頃まで、いて座を通過します。 ●生まれ持った土星のハウス(その人の人生の真の成熟と成功の鍵)を 安定させるチャンスが、トランジット土星が太陽の上にきたときです。 そういった意味で、太陽星座がいての皆様は、今後およそ3年間、 約28年に1度の、チャンス時期到来です。 ★「太陽がいて座ではない私は関係ないの?」 いえ、そんなことはありません。下記に、土星がいて座を通過 する時期に、(万人向け)恩恵や結果につながりやすい事柄を書かせて頂きます。 ぜひ、ご活用ください♪ ●まとめ:いて座土星期の、開運の鍵4つ ★学術・研究・文化教養・出版・教育・海外関連に取り組むのに適した時期 (真摯に忍耐強く結果を達成できる恩恵が上記分野に出やすい) ★自分をレベルアップさせるための勉強、仕事に関する資格取得に良い時期 (この時期、がんばって勉強したことは、2017年以降、 社会的地位や職能に好影響) ★様々な人の考え・価値観・文化への理解力や見聞を広める (自分の引き出しが増え、成熟につながる) ★自分の人生の著者は自分=他人ではなく、自分なりの哲学を大事にする (以上です) |