今回は水星です。 水星は、あなたの知的活動やコミュニケーション表現の個性をあらわします。 ●あなたのトークの個性が、ホロスコープ(あなたの出生時の天体図)に 位置する水星の配置や他天体との角度にあらわれているといっても良いでしょう。 たとえば、ホロスコープで水星がさそり座にある方は洞察力ある見解をし、 深いところや物事の裏までつっこむことのできるトークを得意とする質 人の心理の奥迄見通すことができる知性を持つ方が顕著に見受けられます。 てんびん座に水星が位置している方は、常に周りを心地よく調和する平和的な トークを好みます。又、できるだけ丁寧でソフトな表現をされる方が多いです。 双子座に水星が位置している方は、機転が早く、 一度に二つ以上(双子だけに) の情報を説明するのが上手な方が多いようです。 聞くと、すぐにパッと答えを返すその速度は秀逸です。 おひつじ座に水星がある方は、まず御自身を主題において話される方が 多い様です。これは、おひつじ座が「はじめに、自分ありき」という パワフルかつ衝動的な質を持っているからかもしれません。江戸っ子的 チャキチャキしたトークをされる方が多く見受けられます。 ●今の時代は、メールや携帯、ネットなどコミュニケーションツールが 活発になっています。そして、対人関係はコミュニケーションが双方の 掛け橋となっています。ですので、太陽星座よりも、水星が位置している 星座の質を、周囲への印象として与える場合も多いようです。 個人的な例では、わたし自身はてんびん座に水星が位置しています。 自分のホロスコープで見ても、実際にも、本来男性的で熱い性質を持って いると自覚しているのですが、外への表現方法であるトークはどうにも ソフト的に変換されてしまうため穏やかっぽい印象を与えるようです。 ★さて、カラーセラピーでは水星は黄色として表現されます。 黄色は、知性、情報収集能力、そして光や自己実現をあらわします。 本当の知性とは、人を明るく照らすものなのかもしれません。 そして自己実現されたり、幸せだったりで輝いている方の共通点を見ていると、 ●その人自身の輝きの度合い=普段使っている言葉の集大成のようです。 長い人生、怒ったり悲しんだり弱くなってしまう時も多々あるかもしれません。 が、それでも、元気が出たり、心が前へ向く言葉を多く使っている人ほど、 その人自身の輝きは増し、自然と人生も良い流れに乗ってしまうようです。 人間は、言葉というものを授かった存在ですが、その“言葉をどう使うか” は、“人生をどう生きるか”に繋がっているように思えます。 太陽と水星は、天体の運行上、いつも近くに位置しています。★水星(言葉)は 常に太陽(自己実現や人生の目的)と密接な関係があるのでしょうね。 個人的には、言葉と自己実現で、もう1つ大切かもと思うのは マイナスの言葉を、プラスの言葉に置き換えて表現するという ことでしょうか。これは、カウンセリング実習でも学んだ事です。 例:わかりやすい例ですと、「大嫌い」でなく「好きではない」 「つらそう、大変だね」でなく「がんばっているね」などです。 なぜなら、言霊というだけあって、言葉の威力は大きいからです。 ●人は、自分が発した言葉に染まってしまうのです。もっというと ●人は、しゃべっている言葉と同質の人生を歩む、ようです。 みなさんは、十代のころ反抗期ってありましたか? 反抗期にはいる時、まずは言葉遣いから入りませんでしたか? 逆の例で、優雅なマダムやセレブといわれる方が品格あるトークの仕方をされる 方が多いのは、あれは勿論、気取っているのでありません。まず初めに、言葉ありき です。品格ある話し方をしていたからハイクラスなものがやってきたのでしょう。 又、これは先日、私のティーチャーのおひとりから伺ったお話なのですが 肯定文、プラスの言葉を日常で多く使っていると ★1:シンクロニシティが起こる (偶然を超えた必然的な幸運など) ★2:自分にとって良いものを招き寄せるようになる のだそうです。これには、納得でした! ●人生は、自分がしゃべっている言葉と同質の人生になる。 まず初めに、言葉ありきなのでしょうね。 最後に、みなさんは五日市剛さんという方を御存じですか? 日常で話す言葉を変えたら、人生が変わった!というサクセス ストーリーを「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という1つの冊子にまとめた方で この秋フナイオープンワールドでも講演が決定されているそうです。 その冊子「ツキを呼ぶ魔法の言葉」は興味深くて面白かったです。 その冊子で感激した文を今回のトリとして一部抜粋させてください。 『心の持ち方って大事よ。 だけど、もっと大事なのは、言葉の使い方なの。 どんなことを口に出すかであなたの目の前の状況が変わってくるし、 あなたの心も変わってくるの。』 (以上です) |