色の魔法と女性のネイル
(2002年執筆)
色は心の鏡
私が色の持つ力と、自分が装飾品などに選ぶ色とのシンクロニシティを感じたのは1997年、
初めてオーラソーマ(英国式カラーケアシステム)のコンサルテーション
を受け、色を通して自分自身と向き合ったときでした。
オーラソーマのカラーケアシステムでは自分で色を選んでいくのですが、
その中で自分の
課題であり、その時の自分にとってとても必要な色が、私が当時いつも好んで塗っていた
ネイルカラーと同じだったのです。
当時は「あ、偶然同じ色」としか思っていなかった
のですが、その後自身がオーラソーマの知恵を学ぶことによって、
魅かれる色、
身につけていたい色というのは自分と共鳴している色であり、今の自分が必要として
いる色、心の栄養でもあることがわかりました。
これはネイルカラーだけではなく、
洋服などにもいえるのでしょうが、私の場合はネイルカラーに顕著に出ていました。
色を選びながら、私は私自身のメンタルな面と向き合っていたのです。
自分が自分らしくあるために、色を通して心に栄養を与えていたことにきづいた時、
人は自分にとって必要な質をもたらしてくれる色を無意識に選ぶ力を持っていると確信しました。
そしてそれは、1人1人が、自分の中に答えを持っているということをあらためて確信させてくれたきっかけでもありました。
色は宇宙の言語でもあります。
宇宙からの可視光線が地球におりた時、虹の7色となって
波動の微細な順から紫、藍、青、緑、黄、橙、赤の色となり、私達の目に映ります。
宇宙の言語という事はイコール人間の無意識の言語であるかもしれません。
だから自分の日頃意識していないような、潜在的な心のコミュニケーションを映し出すのでしょう。
色は波動であり、色を変える事は波動を変える事でもあります。
風水などはそのいい例ですが、ネイルもまた効果的と感じます。
なぜなら手というのは意識していてもいなくても自分にとって1番、目に入るポイントだからです。
意識せずに目に入るというのは、無意識レベルに働きかける、潜在的にインプットすることでもあります。
それは今の自分にとって必要な色、栄養を心にプレゼントすることでもあるかもしれない、と私自身思っています。